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今回は古いお宅の倉庫で良く見かける輪島塗のお膳についてです。 今では結婚式場、葬儀場が当たり前ですが、昔は結婚式、葬式は式場ではなく、家で行う事が普通でした。 子供の頃、祖父、祖母の葬式は家で行われていましたのを覚えています。 その時に活躍していたものが、塗りのお膳とお椀ですね。 色は黒と朱の二種類で蒔絵などは無くシンプルなものです。 倉庫の奥から出てくる時は大概、木箱に入っており、 脚付膳、湯桶、お盆、お櫃、平椀、吸い物椀、入子椀などがセットで入っています。 側面の差し込み蓋には『輪島塗会席膳10人揃』なんてかかれていたりしますね。 最近では活躍の場が減ってしまい、倉庫に眠っている事が多いようですが、 再度、品物の価値を多くの人に見出されれば良いかとおもいます。
by 8saboten
| 2016-01-09 17:05
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