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最近、仕入れたドイツのキンツレー社のウエストミンスター式の掛時計です。
仕入れた時は動かしても止まってしまったので、機械を外して掃除をしてから、油を少々 さしてみましたら、元気に動いてくれました。 しかし次の問題点は、15分、30分とウエストミンスター特有のチャイムが鳴ってくれるんですが、45分がどうしても鳴ってくれない。特別パーツが破損しているようでもないので、じっくり観察してみる事にしました。 長針をゆっくり回して行くと、機械がチャイムを鳴らすための準備をして行くんです。 その動きが何とも計算されていてこの時代の機械時計の技術を感じられます。 何度,回しても見慣れない機械なので仕組みが頭に入ってこない。しかしココが我慢! じっくり時計と睨めあっこをしていると、だんだんわかってくるものなんです。 ようやく、その問題部分も解決し動かしてみました。チャイムも問題なく作動し、時間もかなり正確で,動かして3ー4日たつんですが、殆ど時差もなく気持ちよく動いてくれます。 箱も丁寧な作りで、ガラス部分も当時のオリジナルのようです。側面にも小さな窓部分があるんですが、グリーンのダイヤガラスがはまっていました。多分大正,昭和の物ではないかと思いますが,こんなに状態が良いのは初めて見ました。 このような機械式の時計、お宅の押し入れに眠っていないでしょうか? 精工舎や高野時計、地元の尾張時計など国産のものから、ドイツ製のユンハンス、キンツレー、又はアメリカ製のアンソニアなど、機械式の時計が眠っているのでしたら、御譲りください。時計の形もいろいろで、掛時計から、置き時計、分銅式の時計やからくり時計などいろいろ買い受けいたしております。その他の古い物もあわせて買い受け致しております。
by 8saboten
| 2008-10-28 15:32
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